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屋根の軒、長めと短めどっちがいいの?

最終更新日:

【富士・富士宮・沼津・三島でリフォーム&リノベーション】

 

こんにちは。
静岡県富士市の工務店エコフィールドの広報・強矢です。

 

先日、新築現場で引き渡し前の最終お掃除をしていた時のこと。

(エコフィールドではお引渡し前、社員達が自ら真心こめてお客様の大切な家を丁寧にお掃除しております !)

 

新築現場は新しい分譲地の中だったので、まわりのおうちも築浅の素敵な戸建住宅ばかり。

 

周囲の真新しい家々を眺めながらふと思ったのが、軒が短いor軒がない住宅が多いな~ということ。

 

実は、エコフィールドでは家づくりにおいて『軒を長めにする』ことを推奨しています。

 

軒長めと短め(もしくは軒なし)の場合で、それぞれにメリットデメリットがあります。

 

今回のブログでは、エコフィールドがなぜ『長めの軒』を推奨しているのか、その理由についてお話したいと思います!

 

屋根・軒(のき)・庇(ひさし)の違いは?

 

まず始めに、混同しやすい『屋根』『軒(のき)』『庇(ひさし)』という言葉の違いについてご説明します。

 

屋根はご存知の通り、建物を雨から守るために上側を覆うようにカバーしている部分です。

 

軒(のき)は屋根の端っこ、建物本体から飛び出している部分です。

夏には太陽光を遮って室内の温度上昇を軽減したり、急な荒天時には室内に雨が吹き込むのを防いだりしてくれる大切な存在です。

 

庇(ひさし)は窓や玄関などの開口部上に設置された、出っ張っている部分のこと。

軒(のき)や屋根と混同されがちなのですが、異なる部分を指しています。

 

 

どれも住宅を雨風から守り建物の劣化を防いでくれる重要な部分ですが、今回のブログでは『軒(のき)』にスポットを当ててみましょう。

 

 

なんで『長めの軒』がおすすめなの?

 

先ほどもお伝えしました通り、エコフィールドでは長めの軒を推奨しています。

 

大きな理由は以下の3つ。

 

①夏の強い日差しを遮り室内の温度上昇を防いでくれるから

 

②外壁の劣化を防ぎ将来的なランニングコストを抑えられるから

 

③雨風が室内へ吹き込みにくくなるから

 

それぞれについて、ご説明していこうと思います!

 

①夏の強い日差しを遮り室内の温度上昇を防いでくれるから

 

軒を長めにとって、夏場の強い日差しを適切に遮ることで、室内の温度上昇を防ぐことが可能です。

 

年々厳しくなっている日本の夏の暑さ。

一昔前は扇風機だけで乗り切れたのが、今ではエアコンがないと文字通り死活問題に。

 

そんな環境の中で、室内を涼しくキープするための重要なポイントが『日差し』にあります。

 

古いお家を見てみると、ほぼみんな軒が長いんです。

エアコンのない時代には、日差しが部屋へ入るのを防ぐために軒を長くとるという対処法が必要不可欠だったといえます。

それだけ、長い軒は室内の温度上昇を抑制するのに効果的だということですね。

最近は、窓を最小限のサイズ・数にして採光を極力減らすという方法で室内温度を一定に保つスタイルの家も人気です。

 

室内の温度を一定に保つという観点から言えば、窓が少ない&小さい家ほど、日光という外的な要因に影響されづらくなります。

平たく言ってしまえば、窓を小さく、少なくすればするほど室内温度を管理するのが簡単になるということです。

 

ただ、エコフィールドの家づくりには、家の中でも自然の恵みを感じられる『心地よい暮らし』を叶えたいという大前提があります。

大きな窓のある部屋は、室内にいても開放感を感じられて、本能的に気持ちが良いものです。

過ごしていて気持ちの良い家。

そのためには、風や陽の光といった自然の恵みを採り入れることが必要だと私たちは考えています。

 

春や秋のやわらかな陽の光、風の流れを家の中でも享受できるような環境を理想としているため、

『窓を最小限にする』以外の方法で室内環境を快適な状態に保てるよう、様々な仕組みを取り入れています。

 

対策のひとつとして遮熱性能の高い窓を標準仕様としていますが、その話は長くなってしまうのでまた別のブログで!

 

(その他にも、高い気密・断熱性能、採光や風の流れを計算したパッシブデザイン設計、全館空調システムなどなど…

詳しくは↓こちらのブログでご説明しております!)

【人・自然・お財布にやさしい家】パッシブデザインハウスって?

 

 

だからこそ、大きな窓はそのままに、快適な室内温度を保つ工夫をたくさん取り入れた家づくりをしています。

 

以上のような理由から、エコフィールドでは『長めの軒』はとても重要だと考えています。

 

②外壁の劣化を防ぎ将来的なランニングコストを抑えられるから

 

長い軒は、雨風から外壁を守り劣化を防いでくれます。

 

軒がないと雨風がダイレクトに外壁へ当たるため、どうしても劣化が早くなります。

 

当然のことながら、軒がなければ(短ければ)その分の建材が不要になるので、建築コストは抑えられます。

 

他の部分は同条件だとして、軒が長い家と軒がない家の値段を比較したら、

軒がない家のほうが初期費用は安くなるということですね。

ただ、軒がなければ外壁を守ってくれるものは何もなく、劣化が早まります。

 

その結果、サイディングの継ぎ目から雨漏りしてしまったり、汚くなったりして、後になって外壁塗り替えや補修、張替えのコストがかさんでしまうことも多いです。

 

雨漏りの原因として多いのは、サイディング継ぎ目のコーキングの劣化。

(わたしたちが継ぎ目のない『長寿命塗り壁』を標準仕様として採用している理由のひとつは、外壁に起因する雨漏りを防ぎたいとうい観点からです。)

 

エコフィールドでは、家を建てて終わりではなくお客様と長いお付き合いをしていく前提で家を作っています。

 

創業から28年、地域密着の企業だからこそ、家ができた後の『メンテナンス』の部分もしっかりと考えた家づくりを大切にしています。

 

そのため、家ができあがった瞬間だけは良いけれど、5年後・10年後の劣化が激しく頻繁に修繕が必要になる、

ランニングコストが高くなってしまう、というような事態は避けたいと考えています。

エコフィールドが家づくりに使う建材を選ぶ際には、

・メンテナンスが簡単

・長持ちする という点を重視しています。

 

わたしたちの大切なお客様に、

「初期費用を抑えることを重視しすぎて、後々になって不要な経費がかかってしまった…」という後悔をしてほしくないからです。

 

多くの人にとって、家づくりは一生に一度の一番大きなお買い物。

だからこそ、しっかり長持ちする上質な家を作りたいと考えています。

 

未来を見据えたうえで、お客様の経済的・身体的・精神的な負担を減らしたいという思いがあるからこそ、『軒が長め』の家をおすすめしているんですね。

 

③雨風が室内へ吹き込みにくくなるから

 

家の窓を開けっぱなしにしたままお出かけしたら急に横殴りの雨が降ってきて、帰宅時には室内がびしょ濡れに…なんてこと、実はよくあるんです。

 

軒が長ければ雨を遮ってくれるので、そんな心配がありません。

 

軒がないと、日光も雨も入り放題になってしまうため、色々と気をつけなければならない点が増えてきます。

 

軒のある家に住んでいるとその重要性に気づかないのですが、軒は様々な角度から家を守ってくれているんですね。

 

失ってから初めて気づく、その大切さ。軒ってそんな存在だと思います。

 

 

ちょっと話は逸れますが、木の軒天って本当に美しいな~と見るたびに思います。

エコフィールドのお施主様たちも、木の軒天は大人気です。

 

 

以上、ざっくりとですがエコフィールドが『長めの軒』をおすすめする理由をご紹介しました!

 

 

デザインやコスト、機能性まで、家づくりでは迷うことがとても多いはずです。

 

世の中の多くの物事はメリットとデメリットが表裏一体になっていますので、『こっちのほうが良い!』と断言できるものは少ないでしょう。

 

インターネットやYouTubeで得られる情報は玉石混合で、どれを信じれば良いのか悩んでしまうことも多いかと思います。

 

そんな中で頼りになるのは、経験と技術を持った人の意見です。

 

エコフィールドには信頼できる経験豊富な建築のプロが在籍しておりますので、何かお家まわりのお困りごとがあればお気軽にご相談くださいね!

 

 

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